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サリーをロープ代わりに窓から逃げようとしたら右手切断される [社会問題]

サリーをロープ代わりに窓から逃げようとしたら右手切断される

サリーというのはインドなどの民族衣装でとても綺麗な布で出来ています。女性が方から腰に巻きつけるようにしてまといます。

サリー.jpg(googleより)

実はとんでもない事件が起きました。
インド人の女性が家政婦としてサウジアラビアで働いていたところ、雇用主の扱いがあまりにもひどいために、自分のサリーをロープ代わりにして3階の窓から逃げようとしたところ、雇い主に見つかって右手首を切り落とされて転落してしまったという、何とも痛ましい事件が起きました。

被害者女性カストゥリ・ムリナシラムさんは首都リヤドの病院で手当を受けているとのこと。

サウジアラビアという国はなんとも女性蔑視のひどい国なんですね。それとも、家政婦というのは全く人間としてではなく自分の所有物としての存在でしか無いという、なんという文化水準の低い国なんでしょうね。

家政婦が残酷な虐待を受ける実態は、今までにもたくさん報道されているといいます。
2010年にはスリランカ人家政婦が雇い主から体に釘を打たれたり、インドネシア人の家政婦は顔をハサミ出来られたり、アイロンを押し付けられたり
フィリピン人家政婦は熱湯をかけられて重傷を負ったという事件は、みな、サウジアラビアのことです。

これは、虐待なのか、拷問なのか
これらは、ほんの一部にすぎないといいます。多くの家政婦は虐待の末なくなっていると言われています。

湾岸の諸国に働く女性の被害は信じられないことばかりです。
雇い主にパスポートを取り上げられたり、給料をくれなかったり、休日も休憩もなく馬車馬のように働かされ、おまけに性的虐待さえ受けるといいます。

サウジアラビアやカタールでは、カファラと言われる労働契約システムが有るとのこと。何ともこれは、奴隷契約と同じ。

昔日本の時代劇によく出てくる「岡場所」と同じシステムのようです。
労働者は雇い主の許可なしに仕事を変えることは出来ず、雇場所からされば逃亡とみなされ国家権力によって逮捕されるといいます。

今では、法制的に少しは改善された模様ですが、それでも家政婦に対する扱いは、実態は残ったままのようです。

家政婦が訴えても雇用主が罪になることは少ないといいます。家政婦や外国人労働者を奴隷のように、ボロ布のように扱うこれらの国々の労働法制は即刻あらためて貰わなければならないと思いますね。



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