佐藤美和さん赤ちゃん棄てたの？

佐藤美和さん赤ちゃん棄てたの？


今日のニュースによると、茨城県鉾田市の住宅街に住む、なんと２４歳の母佐藤美和さんが、今月３日に産んだばかりの赤ちゃんを、自宅の直ぐ側の道路脇に棄てた疑いで逮捕されたんだって。

なんと、痛ましい事件でしょうね。
生後間もない赤ちゃんは、何もわからずに寒い風に長い間さらされて、体温が２３度にまで下がって、低体温症になる状況であったといいますから、ちょっと発見が遅れると、赤ちゃんの尊い命はなかったかもしれません。

佐藤美和さんは、母親と祖母と３人で暮らしていたといいます。
美和さんは一人でひっそりと出産したといいますから、どんな家庭環境だったのでしょうね。

母親はおそらく４０代、祖母も７０代～８０代くらいの方々だと思います。
赤ちゃんの父親がどんな方なのか、詳細はわかりませんが、おそらく人には言えない複雑な事情があったのでしょうね。

赤ちゃんは現在病院で治療中とのことで、命に別条はないといいます。
不幸中の幸いでした。

このようなケースは、おそらく全国いたるところにその火種はあると思います。
子供を産んでも育てる環境がない。
例えば父親が不明の出産の場合、どこに相談したらよいかわからない。
周囲に白い目で見られる。
若い女性にとって、日本社会は決して赤ちゃんが生みやすい環境ではありません。

北欧の国々では、どんな赤ちゃんでもキチンと制度的に守られており、家族が保護しなくてもきちんと国や社会が保護していく福祉制度が整っています。

日本社会もそのようにならなくては、いつまでも人口減少に歯止めはかかりませんよね。

法律的には、佐藤美和さんは犯罪者になりますが、それだけでいいとは決して思えません。

ところで、低体温症とは、人間の直腸で計った体温が３５度以下に下がると、震えが来たり動作が鈍くなり、２８度以下になると死に至る確率が非常に高くなるといいます。
赤ちゃんの体温が２３度で助かったのは運が良かったとしか言いようがありません。

赤ちゃんですから今は何もわかりませんが低体温が体の障害をもたらすこともありますので、順調な回復を心から願うものです。

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タグ：低体温症 赤ちゃん遺棄