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羊水検査や音波検査で異常胎児を減数手術

羊水検査や音波検査で異常胎児を減数手術

 最近は高齢出産の方が多くなっているとききますが、同時に多胎妊娠や異常児の妊娠も多く見つかるようになりました。

 この程、長野県の諏訪マタニティクリニックの根津八紘院長が26日東京都内で開催された日本受精着床学会で発表したそうですが、2人以上の多胎妊娠をした妊婦に対して、異常の見つかった胎児だけを選別して中絶する手術を57件も行ってきたと言います。
根津院長.jpg

 お話によると、出産前の診断で染色体異常が見つかった胎児だけ妊娠中絶する手術を希望する妊婦さんが増えているということです。

この診断は妊娠中に音波検査や羊水検査を行うことによって胎児の異常を発見するということですが、このクリニックでは30年間で1130件の減数手術を手がけたそうです。

果たしてこの「減数手術」というものは、人道上許されて良いものなのでしょうか?

厚生労働省では「原則として選別手術は認めていない」ということですが、現実にはこのように多数実施されているのですね。

胎児であっても人です。
これから生まれてこようとしているのです。
それを、親の都合で処分するのは何とも悲しいことですね。

どんな形であるにせよ生まれてきたものに、その人なりの幸せを作ってあげるのが親であり、社会であるという考え方が必要だと思いますが、双子は育たない、経済的理由から育てていけない、そんな理由で選別手術を希望するのが現実です。

悲しいことですね。



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