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向精神薬の影響で自殺者4人 [社会問題]

向精神薬の影響で自殺者4人

兵庫県警によると奈良市に住む薬剤師、河原康平容疑者(40)を麻薬取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで11月12日に逮捕したといいます。

県警の調べによると、河原容疑者は向精神薬を横流ししていたという。
向精神薬.jpg

事件として重大なことは、密売人の女は河原容疑者から横流しを受けて、それを客に売っていましたが、買った客のうち少なくても5人の男女が薬物中毒で死んでいたといいます。


5人のうちの4人までが自殺と言われていますので、この向精神薬は、自殺に誘導するような効力があるみたいですね。
恐ろしいですね。

密売人の女というのは、今年1月、東京都世田谷区のマンション経営、小岩井由香被告(55)=麻薬特例法違反罪などで起訴=であり、彼女はインターネットを通じて全国の120人に転売したらしく、2200万円の利益を得たといいます。

向精神薬というのは、睡眠導入剤や抗鬱剤、精神安定剤などで、これらを過剰摂取することにより、薬物中毒となり、最悪の場合、死亡又は自死となってしまうようです。

これらの向精神薬は、過剰摂取をすると、心臓発作や呼吸困難を引き起こして、ついには死亡に至るケースも有るとのこと。

依存性が高いといいますから、インターネットなどで簡単に購入できる状況であれば、ますますこのようなケースは増えるのではないでしょうか。

医薬品として広く治療に使われており、使用することも単純に所持するだけなら合法なので、摘発はかなり難しいと言われています。

このようなケースは、危険ドラッグが禁止されたのを受け、若者たちの間で今後広まる可能性があるということで、警戒しなければならないとされています。

向精神薬は、常用すると、少しの量では体に耐性ができて効きにくくなり、更に強い効き目を求めて、服用量を拡大すると、禁断症状さえ出るらしい。

こうなると、それはもう麻薬に近い危険なものになります。
死に対する恐怖もこの薬の使用によって薄れていくといいますから、自殺を恐れなくなってしまうので、とても恐ろしいですね。



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